わたしの読んだ本ランキング、トップと言ってもいい、『重力の虹』

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わたしの読んだ本ランキング、トップと言ってもいい、『重力の虹』

 皆様ごきげんよう!!    コアな、そしてディープな海外文学好きに刺さる本ばかりを出す国書刊行会さんですが、その海外文学系を出すまではアレイスター・クロウリー著作集だとかクトゥルー系(国書さんの表記だとク・リトル・リトルだったかしら?)の本とか、とにかく「怖い」版元の印象でした。  だいたい国書刊行会って版元名もよくわからないながら怖いし。    個人的には国書さんどころか、自分の読書歴の中で、これはもう「事件」扱いな、トマス・ピンチョンのメガ・ノヴェル『重力の虹』I、II巻のリリースが一つの国書刊行会、変容への一歩、そんな感じがします。    その『重力の虹』ですが、これは国書刊行会の「文学の冒険」という海外文学のシリーズの一巻として刊行された本です。  このシリーズ、ピンチョンのようなビッグ・ネームから、わたしが無知なだけだったのかもしれませんが、たぶん当時としては国内であまり知られていなかった海外の作品をばんばん出していたのです。    で、ここから、国書さん=海外文学、みたいな路線というかキャラ立ちというか、そういうのが出来上がったようだと。  そして、かなりの数図書館の蔵書にあるので、じつは国書さんの「文学の冒険」シリーズは全巻読破する、と言っちゃったことがあります。別サイトで、ですが(小説投稿サイトではないです)。    新聞の新刊本広告の部位をサンヤツと呼びますが、当時わたしがアルバイトで入っていた小さい和食のお店で、そこでとっていた新聞のサンヤツに、『重力の虹』の刊行がデカデカと書かれていたのを見たショックときたら……!!    それにしても、いくらユリイカ誌のピンチョン特集があったとはいえ(難解な『重力の虹』の各セクションの要約つき)、よくあんな複雑すぎ・長すぎな小説を読めたなあ……と。    歳はとりたくないものです。  さて、いい加減ピンチョンといえば『重力の虹』だけじゃなく、そのあとも寡作ながら作品が出ているので、未読作品も読まなくては……。  そして歯医者さん行ってきました。痛かったです><;;  おまけに最近歩いてないので、歩きで行って帰ってきたら疲れて眠ってしまいました。今夜眠れるかな?        ━☆━━━━━━━━━━━━━  ペコメありがとうございます!!  ━━━━━━━━━━━━━☆━    未季ちゃん>知的好奇心とおっしゃっていただけると嬉しいのですが、なんかとにかく雑なセレクションという気もw 嗚呼、でも、モーリス・ブランショの小説作品が読めるのは嬉しいです。今までは文芸批評だけだったので。  そして、やっぱり『魔風恋風』面白いし、さすが未季ちゃんの語彙が豊富で読まされます。  エブリスタの人たちの励ましは、本気で尊いと思ってます✨      倉橋さま>ガンアクションや銃蘊蓄が読みたくて、ちょっと前から古書であれば大藪春彦作品買おうと思っていたんですよー!  え、そんな経緯が!?>大学ノートに鉛筆書き、誤字脱字の嵐で乱歩さんの一声で……。  実際にものすごいガンマニアなのでしたよね、大藪さん。  そして、現代語訳でも誰のがいいのかわからず、結局『源氏物語』そのものは読んでいないのです。今回買った、源氏~の周辺から解説していくような本ばかりで……💦      珠🐰ちゃん>ほんと! そんな感じ! まだ読んでいない本でもなにかを語りかけてくれたり、また癒やしてくれる感じがしますよね。や、ちゃんと読まないとだめなんですが……。      澁谷さま>謎の歯科医wなにがそういうモンじゃねえからなのか……w しかも結局三ヶ月後に……。まるで近所の◯◯◯◯デンタルクリニックのような……ヤブ(澁谷さまの行かれたとこはヤブではない!?)。  予約とれたので、返ペコ書きしたらちょうどいい時間帯、行ってきますー!      花果ちゃん>いやいやいやいやw普通は取れた詰め物すぐにはめてくれるものですよ……!! 散歩がてら歩いて行ってきます……ちょっと距離あるんだけどねb
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