狂気の山脈にて

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狂気の山脈にて

 皆様ごきげんよう!    H・P・ラヴクラフトの『狂気の山脈にて』(南條竹則編訳 新潮文庫刊)を読み終えました。    じつはわたし、ポオもラヴクラフトもなぜか苦手意識があって……だけど、なにかこう必須科目というか、これから先、好きになるんじゃないかという気持ちもあって、手を出したりしております。    で、創元のよりも冊数の少ない、新潮文庫のクトゥルー神話傑作選の本書を読んでみました。  第一印象は読みづらいw これはまるで澁澤龍彦様の言葉のようですが、「いい悪文」なんですよ。絶対これ、ラヴクラフトの美学に沿って書かれているだろう、と。  単純に一センテンスが長いとかもあるのですが。    本書収録作品だと、『エーリッヒ・ツァンの音楽』、ちょっと高踏的な『猟犬』(ユイスマンスの名前が出てきて感激!)、ラストを飾る『時間からの影』がとくに好みでした。  タイトル作の『狂気の山脈にて』もいいのですが、人類史の始まりよりずっと昔に存在していた(あるいはいまだに存在している)、「大きなる古きものら」がちらちら描写されるのが、人類対時空間を超えた存在という無理ゲーきわまりない恐怖を感じます。    さすがコズミック・ホラーといいたいところなのですが、それにたった今、恐怖を感じますとか書いておいてなんですが、この怖さって怖さというよりも不安ですよね。ああ、なんかヤバいもの読んでる感というか。    あの『幻想文学』誌のラヴクラフト(クトゥルー神話)特集を持っているので、それを読んで、新潮文庫の傑作選、『インスマスの影』や『アウトサイダー』に手を出すのもいいですね📖    それにしてもクトゥルー神話が新潮文庫の100冊に入ってしまうとは凄い世の中です📕        ━☆━━━━━━━━━━━━━  ペコメありがとうございます!!  ━━━━━━━━━━━━━☆━    未季ちゃん>「おばまー」には大笑いしました。ちょうどオバマ大統領のころだったのでよけいにw  ああ、まちがい電話の可能性……! や、未季ちゃん度胸あるわ>出ちゃう 放置でいいですかね……。ほんと、パワーワードよねw>仲悪い隣のクソジジイw      珠🐰ちゃん>そうなのよねえ>☎ それにしてもなんなんでしょうね? 空き巣の下準備だった可能性もあるし……。警戒して出ないようにします。      真哉ちゃん>好きを小説に~は別SNSのお友達Sさんなのですよb とはいえ、毎回Nちゃんが発想のヒントをくれたり、最終稿の校正などなどやってくださり、ほんとにCLAMPさん状態かもb  そして;; 嗚呼わからないです>崇徳天皇への返歌、頭から出てこないです。あとで歌を教えてくだされ;; でもまあブームが終わっても三十一文字の韻律詩の魅力にあふれた世界に目覚める人も多いでしょうからb  ピアノの調べを書くって難しかったです……。そしてキュンが来てよかったです!! 飼い猫の雄猫はだいたい子猫のときの行動なんかが抜けないんですよ。塔のなかの図書館を警邏するゲーテ……いいかもしれません!      倉橋さま>そっかやっぱり業者ですか……。まぁ、まだ業者のほうがいいんですけどね💦 隣、向かいと嫌なクソジジイが二人いるのですが……作品のテーマとおっしゃる!? む、無理ですよー;;  ラノベや若者向けなら、いいんですね>動物がしゃべる。中高年が書いたのバレバレってわたしもそうかもしれませんw      頭川さま>ほんとに、精神的に参りますよね……>ジジイ 海外からの詐欺電話って、出たらこっちからかけていないのに高額請求とか……かしら? どのみち出ませんが……怖いなあ……;;      澁谷さま>非通知で般若心経w そして、澁谷さんにイタ電したやつは地獄で懲役5000年が待っていると思います。トイレの音が流れるイタ電……わたしなら阿部薫や暴力温泉芸者、メルツバウ、S.P.K.などの音源を流してやりたい……。
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