初めての友達との出会い

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初めての友達との出会い

私達の家に着く。私は今日は疲れた。いろんな人間に話しかけられ、ボッチの私は酷い疲れた。会話ってこんなにも疲れるとは思わなかった。また、玄関ドアが空いた。2匹のヘビが開けてくれた。私はただいまと言うとレックスがお帰りなさいと言う。無表情だが、私を心配してくれた。林檎ジュースを出してきた。私は一気に飲み干した。お風呂に入ってください。とレックスは言う。その後、夕食にしましょうと提案してきた。私は彼に感謝した。凄い気をかけていたのだ。鞄から小さなヘビが出てきた。そしてレックスの身体右手に巻きつき、吸収された。そういえば、書いた作品が書籍化されるみたいですね。良かったです。と私の頭を撫でる。すごい嬉しい。聞きたいことあるから、夕食に聞いてもいい?と言うと、いいですよと答えた。お風呂に向かい、お風呂に浸かる。この寒い時期に浸かるお風呂はいい。しかも、入浴剤入り、柚子らしい。気持ちいい。彼氏になってくれたレックスには、何かプレゼントしないと考える。けど、彼はあまり自分のことをしゃべらない。どうすればいいか、考える。40分後、お風呂から上がる。今日は、チャーハンらしい。コンソメスープつきとサラダが付いていた。2人向き合い、いただきますといい食べる。美味い!小さな頃のお母さんの味付けに近い。私は食べながら、聞いた。どうして、今日の出来事分かったんですか?と聞く。レックスはサラダを食べながら、わたくしは、その人間の未来が見えます。それも詳しく見れますよ?と答えた。アニメ好きですか?と聞いてきた。私は好きです!!と答えると、レックスはアニメは1枚1枚書いて映像化させますよね。ペラペラと流しながら、音声をつけての大変な作業です。そのシーンを作るのには、かなりの絵が必要です。私は真剣に聞く。わたくしは1枚1枚見れます、そんな感じですね。だから、あなた美香さんの人生をよくするため、わたくしが教えます。と言う。私はよく分からなったが、レックスは美香さんの人生は素晴らしいものにしますからね。と無表情で言う。だけど、微かに笑顔を見た気がする。大切なことにはわたくしがアドバイスしますから、そこは安心してください。と彼はチャーハンを食べ終えた。私も食べ終え、2人でごちそうさまでした。と言う。また、明日も学校か〜と考えるとレックスは明日の朝、バスは事故りますから、別のバスに乗ることがおすすめですと淡々に言う。6人怪我しますから。とレックスは言う。次の日の朝、彼の言うことは当たった。確かに、事故にあっていた。私は怖くなった。彼の的中率は今のところ100%だ。鞄から小さなレックスがニョロニョロと出てきた。そして優しく抱きしめた。恐怖は無くなった。LINEが鳴る。重茂聡美さんからだった。ごめんなさいm(_ _)mまだ書いてもらいたい書類があるから、ご自宅まで行っていい?と言う内容だった。私は小さなヘビのレックスに説明した。小さなレックスは、私のスマホをイジる。住所を打ち込み、転送した。学校につき教室に入ると同級生達は、小さなヘビを見て、この子可愛いね~と言う。爬虫類マニアの子らしい。加藤芽依ちゃんだった。彼女も漫画書いているらしい。私は初の友達ができた。わたしの家にもヘビいるけど、ここまで懐く子なんて見た事ないよ?!と言う。レックスの声が聞こえ始めた。加藤芽依ちゃんも自宅に連れてきてくださいと。そんな言葉が聞こえた気がした。私は加藤芽依ちゃん。嫌じゃなかったら、漫画持って遊びにきて下さいと勇気を出して言う。彼女は喜んで、いいよ!!と言う。そして2人いや1ぴきも入れて3人で自宅に戻ると、レックスが玄関ドアを開けてくれた。お帰りなさい美香さん、そして加藤芽依さんと言う。すごいイケメンだ!と加藤芽依ちゃんは言う。リビングには、重茂聡美さんともう1人居た。男性だ。はじめまして!私はこういう者です。と名刺を出す。黒沢光太郎と言う人だった。小説家も担任していますが、どちらからといえば、漫画担当ですと言う。私達は緊張していた。偉い人達だったからドキドキしていた。レックスが言う。加藤芽依さん。彼女ははい!!と不自然な返事をした。漫画家目指してましたね?ちょうどいいですから、黒沢光太郎さんに見てもらいましょうと提案した。黒沢光太郎さんは目を輝かせ、是非見せてください!!と大きな声で言う。彼女は、は、はい!!といい、鞄から原稿をたくさん出した。そして黒沢光太郎さんに渡す。重茂聡美さんは私に書類を出して言う。これにサインして頂戴!!と言う。内容は、書籍化に関するものだった。私は読んでサインした。加藤芽依ちゃんは、うつ向く。黒沢光太郎さんは、さっきの表情よりも真剣に読んでいる表情だ。声を出して読んだり、ときには興奮したり、また泣いたりしていた。びっくり箱みたいな人だった。そして、全部読んで、黒沢光太郎さんは、加藤芽依ちゃん!!いや加藤芽依さん!!この漫画を書籍化しませんか?!と大きな声で言う。加藤芽依ちゃんはえ!?え!?と戸惑う。黒沢さん、彼女にちゃんとした説明して頂戴と重茂聡美さんは言う。そうだねー!!と言った。加藤芽依ちゃんにレックスが林檎ジュースを出してきた。ありがとうございますと彼女は言う。そして一口飲む。わたしの漫画が書籍化なんてウソですよね?!と黒沢光太郎さんに聞いた。彼は真面目に言う。この作品、単作品ばかりだけど、この漫画の、特に、異種族のドタバタコメディは何度見ても、面白い!!これは世に出すべきだ!!!!と説明する。彼女は、本気ですか?!と言い、ほっぺをつねる。電話番号交換しましょう!!と言いあと住所も教えて?!やること増えたよ~!!会社に戻って書類作成するから、この漫画貸してくれ!!と言い、すごいスピードで出ていった。黒沢さんが目をつけた作品は絶対に売れるのよと、重茂聡美さんはポツリと言う。加藤芽依ちゃんは、泣きそうな顔していた。彼女に重茂聡美さんは嬉しいときは泣いてもいいのよ?と言う。彼女は嬉しさのあまりワンワンと泣いていた。わたし、夢を諦めると考えてたけど、諦めきれなかったです!!と泣いて言う。レックスがティシュを持ちながら、どうぞと渡す。私、岡田美香も嬉しかった。2人でワンワン泣いた。彼女は泣きながら、私のこと、芽依ちゃんと呼んでと言う。じゃあ私のことは美香って呼んでと頼む。2人泣きながら笑う。重茂聡美さんはそんな私達の頭を撫でる。そして、2時間後、みな帰って行った。初の友達ができて嬉しかった。レックスが、良かったですと無表情で言う。彼女の未来も見れるの?と聞いた。ええ、見えますよ?この出会いで、彼女は売れっ子になりますし、美香さんの小説も漫画にしてくれますよと答えた。私はあまりの嬉しさに彼、レックスに抱きしめた。レックスも優しく抱きしめてくれた。お互い向き合い、そしてレックスが私にキスをしてくれた。初めてのキスだった。嬉しかったから私もキスを何回もする。
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