その後の私の幸せ

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その後の私の幸せ

18歳になった。レックスが渡したい品があると言い、ディナーに誘う。いろんな料理が出てきた。私は食べながら、彼と2年付き合い、いろんなことを思い出す。みないい思い出ばかりだった。レックスは、小さな箱を出してきた。中をみた。結婚指輪だった。私は嬉しかった。また涙が出てきた。レックスは、わたくしと結婚してくれますか?と言う。私は彼を愛していた。レックスも、私を愛してくれた。彼は笑顔を見せてくれた。本当の笑顔だった。私は指輪しながら、学校に通う。芽依ちゃんと重茂さん黒沢さんが祝福してくれた。結婚式もした。幸せだった。そして、あり得ないこともできた。私達の身体の相性が良く、私のお腹に赤ちゃんが宿る。レックスはあり得ないです。これは、偶然の女神のチカラが起こしたことですと言う。偶然の女神のことを聞いてみた。偶然の女神は突然現れます。いろんな奇跡を起こします。会ったことはありませんが、存在しますと言う。卒業するまで、お腹が目立たない。卒業式も無事に終わり、私は大きくなったお腹をさする。しばらくして、入院した。産婦人科だ。エコー音で、女の子と分かった。2人で話しあい、あり続ける希望と言う意味で、有希、ゆきと名付けた。酷い痛みだったが有希を生んだ。元気な泣き声だった。父親になったレックスは、我が子を抱きしめた。私達は幸せだった。レックスが、美香さん、愛してます。これからもよろしくお願いしますと言い、私もこれからもよろしくねと言う。その後、私と芽依ちゃんの共同作品ができた。タイトルは、「わたしが恋を教えるね?」だ。新人作品3位を取り、私の小説は売れ、芽依ちゃんの漫画もトレンド2位になり、私は幸せになった。小さなヘビのレックスを助けてあげたことで結婚し子宝にも恵まれる。私は世界一の幸せ者だ。と自伝に書いた。それも売れ、映画化された。こんなクズの私を助けてくれたレックスには感謝しかない。これからもたくさんの幸せが待ってますように願う。 
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