それは批評か、嫌がらせか

1/4
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ

それは批評か、嫌がらせか

 GWもあっという間に終わってしまいました。皆様リフレッシュされたでしょうか。ちなみにBLうちの子たちは、  暁斗と奏人…暁斗宅(立川市)に行き墓参りなど  晴也…妹とロンドンに行き、晶の舞台含む観劇三昧  晃嗣と朔…朔の実家の福島で過ごす という感じでした。サブキャラCPの山中さんと隆史は、隆史の故郷の金沢に行きました。  そう、前回ここで書いたことを訂正しなくてはいけません。隆史の実家は旅館ではなく、勤め人家庭です。ほんとに最初は、旅館の子にしようと思っていたのですが、隆史が学費のためにディレット・マルティールで働く必要性をより高めるべく、父親は放射線技師で早くに事故死し、母親は総合病院の現役看護師……に変えたのでした(裏話?)。大変失礼いたしました。誰も気にしていないような気もしつつ。  このGW期間中、SNS(エックス)上でいろいろ見かけましたね。あまり楽しい話じゃないですよ。  もう投稿者が消したようですが、とあるクラシックの演奏会に関して、「途中で帰りたかった……」という投稿があり、それが出演者、しかもソリストの目に入りました。そのかたは「演奏に対する真っ当な批評ならともかく、帰りたかったら帰ればいいのだから、こんなことをわざわざ書く?」と、不快感を示しました。するとそのソリストに対し、「観客が意見するのは自由だ、演奏家が文句を言うのはおかしい」という批判が集まったようです。  これは本当に難しいです。確かに、沢山のお客さんが観賞する以上、いろいろな受け止め方と意見があって当然です。「全体的に曲に乗り切れていなかった」とか、「あの曲にその解釈は合わない」といったものが「批評」になるのでしょうか(まあこんな言い方をされても、おそらく演奏者は多かれ少なかれ、へこみますけれど)。「途中で帰りたかった」は、「退屈な演奏だった」と受け取れなくもないのですが、言葉がもやっとし過ぎて、演奏したほうにしてみれば「お気持ち表明しなくていいから勝手に帰れや」となるかもしれません。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!