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有り難いことに、ホットフラッシュや外出先での立っていられないほどの不調などは、今のところありません。ただ、R18シーンがある小説を書いたり、愛だの恋だの歌ったりしている身として困ったのは、エッチごとへの興味が、特に昨年からがくんと薄れたことです。
自分自身の経験値はさておき、私は元々創作物のエッチシーンは好きなほうだと思います。父親が買って来るスポーツ新聞や週刊誌のエロ小説、子どもの頃から(おい)大好きです。今感じるのは、嫌悪ではありません。どうでもいいのです……これでメンタルが落ち気味になると、R18シーンが多い小説や漫画に食指が動かなくなります。もっと酷いときは、惚れた腫れたで刃傷沙汰が起きるようなオペラを観ながら、「お前らほんまアホやろ……もう死んで……」(いや、だから死人も出るんですけど)と、脳内で登場人物たちにマイルドに悪態をつき、これを喜んで観てたお貴族様ってマジで暇やったんやなと、考察します。
あ、ホルモン欠乏のせいじゃないですか? 精神的にヤバいレベルですかね? でも必要がある(と思わせてくれる)ラブシーンは、これまで通りときめきます。萌えるラブシーンのあるBLやTL、探し求めています。
R18シーンを書くのは結構体力というか、脳力みたいなものが要ることもあり、やたらと字数も食う(1回のエロにつき大体7~8000字使います笑)ので、昨年はほとんど書けませんでした。ひとつ10万字のTLの改稿を抱えていますが、書き足したラブシーンがやはりイマイチと言われてしまい、現在激悩み中です。
昨年春の恋愛ジャンル『ほつれた心も縫い留めて』は、ヒロインとヒーローの濡れ場が想像できなくなり、レーティングを外しました。秋のBL『彼はオタサーの姫』は、はなからエロ無し=ブロマンスと決めて発表しました。正直これらの作品のPVや本棚は、それ以前に出したものと比べて多くありません。エロが無いせいだけじゃないかもしれませんが。それでもお目通しくださる読者様が多数いらっしゃるので、穂祥は感謝するしかございません(号泣)! もう、エロ無し作家でいってもいいかなとさえ思っていますが、それもちょっと寂しい! どうしましょうか!
こういう判断力の低下は、明らかに更年期症状ではないかと……。
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