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「嬉しいわぁ~♪私ね、ずーっと前からペットが欲しかったのぉ♪でもね、困った事に人魚だから地上じゃ長く生きられないのよね? だ・か・らぁ、私がアナタのご主人様になってあーげーる♪」
「嫌……だっ……オイラのご主人様はチイチイだけだ!! お前なんかの言う事は聞かない!!」
動けんままワイマは口だけ抵抗する。
ドクン、ドクン、と嫌な音が鳴る。
どうしようどうしよう。
私の技もあっきゃの技もワイマの技もニコニコには効かへん。
「不思議だったのよ~。ワンちゃんで喋れるのに、どうして今まで狙われなかったのかって。好都合だわ、アンタ私の番犬になりなさいよ。兎ちゃんの側だと、どっちかが先に○んじゃうわよ?」
あーもー、回れ回れ私の頭!!
なんでこんな時に限って何も浮かばへんねん!!
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