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【作者side】
それは、ヒューイがチイチイ達とはぐれた直後に遡る……
「オーーーノーーー!! ヘルプミーーー!! …………あれ? 全然痛くない?」
砂地獄に飲まれたヒューイだったが、下は砂となってるので尻餅を突いても全く痛くない。
「ヒューイーッ! おーい!」
「駄目ですよ、叫んだりしたら敵に見付かってしまいます!」
「もしかしたら、この砂地獄から落ちたのかもね」
「ん? チイチイ達の声が聞こえる! うぉーい、ミーはここわぁぁぁぁっ!」
真下に落ちたのでチイチイ達の声は聞こえるが、返そうとしても虚しく砂雪崩に飲み込まれてしまう。
ヒューイはそのままゴロゴロゴロと下へ下へと落ちて行った。
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