1人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし。
『そこの人、私はここですよ!』
「やっぱり気のせいじゃなかった!?」
ヒューイは少し進んだ所で足を止める。
そこには、一つだけ洞窟のようにポカンと穴が空いており、中には一つのお墓が建てられている。
まるでヒューイにおいでと言っているかのようだ。
『怖くありませんから、来て下さい……今はこの神殿が危ないのです』
「……よく分かんないけど、ユーは誰?」
ヒューイは近寄りながら聞いた。
そしたら、聞かれた方からはこう返ってくる。
『私はティアナ……ディランの姉です』
と。
最初のコメントを投稿しよう!