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しかし、話はこれでは終わらない。
「ここが貴女の部屋よ、好きに使ってね」
そう言われ、ティアナが渡された場所は先程の円柱水槽よりも大分広い長方形の水槽。
(ここが……私の部屋)
「アンタには最上級の料理を毎日エサとして提供してあげるわ。やっぱり、私の言う事聞いてもらうんだからそのくらいはしないとね?」
ニコはそう言って、毎日毎日ティアナに“何かの肉”をエサに混ぜて持ってきた。
ティアナは最初こそ抵抗していたモノの、一口食べ出すと「美味しいっ、なんて美味しいの!? こんな美味しい食べ物初めてだわ!!」と嬉しそうに食べ出すのだ。
それを見て「喜んでもらえて良かったわー♪」と満足そうなニコ。
しかし、ティアナが食べさせられていたのは……
(人魚に危害を加える人間は、こうして始末しないとね……♪)
ニコが○した人々の肉だった……
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