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そうなるまでの数日間、ティアナはディランに再び会える日を心待ちにしていた。
「私はいつ、ディランに会わせてもらえるの?」
「そうねぇ。貴女がもう少し今の食生活に慣れたら、かしらね? だって、抗体が出来なきゃ弟を守れないじゃない?」
(それもそうよね。ちゃんと、ディランを守れるようにしないと!)
今度は何を話そう。
どんな事をしてどんな所に行こう。
そんな事ばかり考えながら、ティアナは今か今かとその日を待ち望んでいた。
(そんな日は一生こないけどね♪)
騙されてるとも知らずに……
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