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【作者side】
時は数分前に遡る。
「はぁ……あっきゃの薬が落ちてたからそれを飲んでここまで来れたのは良いけど、服がビショビショだ……早くあの人間達を止めないと……」
ディランも何気に神殿まで来ており、チイチイ達の後を追っていた。
(何だこれ、兵士達が皆倒されてるじゃないか! これはどういう事だ!?)
「……早く、止めないと! 姉さんみたいな犠牲者が出る前に!」
ディランは兵士の山を見て急いだ。
走って、走って、更に走る。
そして、ある場所まで来ると誰かが会話しているのを聞いた。
「ヒューイちゃんゴメン! オイラの事は良いから逃げて!!」
チイチイ達だ。
ご存じの通り、彼女達はニコニコ戦の真っ最中だ。
(チイチイ達はあっちだな! よし!)
ディランは声のする方に向かった。
すると、そこでとんでもないセリフを聞く事になる。
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