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ひたすら……
皆様ご心配ありがとうございます。
たった1本の注射で状況が変わるわけでもなく、かといって医者から「無理くり動かして可動域を確認するな」と言われているので、今のところはそのまんま。デイバッグ背負う時にウッカリ右手を上げてしまって悶絶したくらいでお絵描きは普通に出来ております。
という訳で、昨日の絵をトレスしました。
顔彩で塗るなら、線画は鉛筆でトレスですな。硬いFで描きます。薄くてすみません。
結局、影はつぶれるんだよなぁ……と思いながら、ひたすら着物の柄を描き込むのです。手前の織田木瓜みたいなのは、「窠」と言って鳥の巣の意匠。桐に竹に唐花文様……それぞれ拡大された文様を探し当てて、形を確認してから描き込むのです。桐紋、「五七の桐」にしちゃったよw 桐紋の中で一番格上のヤツ。
藍と朱の生地に織り込まれた文様を顔彩で塗るのはちょっとワクワクしますが、これを仕上げるのは週末。アップできるのは来週ですね。
萬歳楽の衣装は右袖を抜いて舞うので、左袖は袍の朱色。右袖は下襲の白。下襲の上に羽織る半臂は襟と身頃の柄が違うのね。
「着物の柄を描き込むのが好き」からの「和の色が好き」なんだな、きっと。
パートナー氏が、「最近、任意の曲面にテクスチャを貼り付けることが出来る技術が実用化されたよ」って教えてくれました。ある程度はPhotoshopで出来ていたことですが、今回のそれは洋服の柄として適応できる技術だそうで、「柄のある生地からパターンを切り出して服に仕上げた場合、どのような柄行に仕上がるか」というのを再現するモノなのだそう。今は一部でしか使われていないそうですが、その内デジ絵にも応用されるかもしれませんね。
05.09
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