お絵描きリハビリ 3冊目

カラーインク

　あるからには消費しなくては勿体ないのです。
　昨今の万年筆ブーム、インクブームに嵌っているのは周囲では私だけ（厳密には我が家だけ）なもので、こちらでしかご披露もお話も出来ないんですよ。
　些細な色の変化や、違いを愛でるのは実に楽しいのでございますが。

　今回は、カラーインク一色で線画を描きました。
　染料インクの中でも「古典インク」と呼ばれております種類のインク。時間を経て黒ずんでくるアレです。今回使用したのは「ラベンダーブラック」。
　ガラスペン一本で仕上げました。
　襷掛けしてるとこを描いたつもり。

　ガラスペンは金属ニブと違って、筆圧でコントロールできません。インクの濃淡はペン先に付けたインク量で調節します。線の強弱は単純に運筆スピード。今回、準備するのが面倒だったのでハイライトは使わず、うなじや瞳のところは白抜きでハイライトっぽくしました。多分、ハイライト描き込んだ方が軽く仕上がると思うんですけどね。

　０１．２１