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キャラ造形に思うこと
パートナー氏が新しい万年筆インクを手に入れたらしいのです。
彼は色キチの私とは違って、とにかく「黒」が好き。そして「細字」命。
platinumの「超黒」ってちょっと特殊な黒インクのことを知って、どんなに手間がかかる我儘仕様なのか、黒々としたいいインクなのかを滔々と語って「いいなぁ。どうしようかなぁ」と悶々としておりました。
どうやら紙のミネラル成分と顔料粒子が反応してくっきりとした「黒」を描き出すという仕様なのだそうで、お手入れの時には水道水のミネラルと反応しないように「精製水」を使うんですって。
そしたら、いつの間にかネット購入していたのです。
だったら……しょうがないなぁ。書き心地を試させてもらおうじゃん。
試し書きに貸してもらった万年筆はplatinumのプレジデント。UEFは「超極細」です。12金のニブに名前入れまでしてるし、ウッキウキだなぁ……。 おい。「極黒」は別メーカー!
それはさておき、輪郭がくっきりしているのがお分かりいただけますでしょうか?
ちなみに同じくplatinumのカーボンブラックがこちら 輪郭に微妙なにじみがあるのがわかります。
なるほどねぇ。さすがにお高いだけのことはあるわ。
これでテン上げでお仕事できるのなら、それは良いことなのでは?
さて、今日のデッサン。 顔の印象を決める「目」ですが、目ん玉の大きさ黒目の大きさは、だいたいみんな同じなんです。虹彩の色、結膜の濁りの有無、目の周りの肉づきが個性を形づくっているのです。キャラ造形する時、意識するところだったりします。
一頃、AI絵を見分けるのに「目をみるといい」って言われておりました。絵を描くものとして一番気合を入れるはずの瞳の造形が、AIだと御座なりだと。虹彩の描き込みがあまかったり、瞳孔がピーナツみたいな形になってたり……。最近は克服されてきたのかなぁ。
01.31
ああ、もう1月が終わってしまうううぅううう!
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