種類がよ

1/1
前へ
/323ページ
次へ

種類がよ

 さて、袴を描きましょうと資料を集め始めて大変なことになりましたw  「袴」と言いましても、ワタクシ、「行灯(あんどん)袴(女袴を含む)」と「馬上袴」、「たっつけ袴」くらいしか知らなかったんです。  「行灯袴」っていうのは、筒型で中仕切りが無いスカートみたいな袴。「馬上袴」は中仕切り有りの袴のことです。「たっつけ袴」っていうのは裾が括ってあって脚絆(きゃはん)とか付けられるヤツ。  あと、男女でも袴の仕立てが違います。女性は後帯の上に引っかける感じで着付けるけど、基本平帯の男性のは腰板がついています。  剣道などの武道用の袴は、脚を大きく開いても良いようにひだの重なりが深くなっている「武道袴」と呼ばれる仕立てになっているそうです。上に着るのは「半着(はんぎ)」と呼ばれる丈の短い着物で、赤ちゃんの短肌着みたいに内紐の打ち合わせで着られ、上着をおさえる為の帯が不要なもの。  しかも筒袖にしたら袂が邪魔にならないので襷が要らないw  てことは……袴と襷の共存は、実は限定的?  更に、バサバサしがちな袴の裾を引き上げる「股立ちを取る」という着こなし(襷掛けとの相性吉♡ 生足見えちゃうw)まで出てきてしまい……。  ああ、……紛糾。 「袴ってこんな風かなー?」からの「描いてみたー」で終われないのよwww  あー、「襷掛け」のイラストで描いた襷は正絹を想定してるから光沢があります。フツーはモスリン製なので光沢は出ませんし、もっと柔らかい素材感です。どなたかがおっしゃっておられた「若旦那風」は正解w   文章書く時と同じで「破綻が無いこと」をどうしても考えちゃう性分なのです。めんどくせーw 03.05  
/323ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加