喫茶店でのギャンブル

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喫茶店でのギャンブル

喫茶店へ向かった3人はやはりと言うか、喫茶店は学生で溢れている様だ。 九瑠璃達とは違いこちらは学生感あふれる格好だ。 智留がいつもながら3人分の注文をしてくれる様である。 王偉はカフェオレとミルクレープ。私はアメリカンコーヒーとチーズケーキ。智留はいつも違うメニューなので、それについて王偉さんと何がチョイスされるか予想する。 「私は今回はミルクティーとワッフルを予想。」 「俺はアールグレイとシフォンケーキを予想だね」 「もしどちらかが当てたらどうする?」 ワンウェイさんが笑いながら問いかける。 「余裕がある様ですな。神田神社の御みくじを全員分買うでどうよ?その結果と過程で運が視えるって訳」 「その勝負乗った」 二人は引き締まった表情でチルタイムを待つ。 智留は注文を受け取り、ゆっくりとこちらを向き歩いてくる。 「王偉さんどうやら勝負は飲み物で決まりそうね」 「そうだな。。デザートはプリンだったか」 真顔で智留の方を見る二人。 動じない智留 智留が席に到達した。 ゆっくりと机の上に置かれるお盆に二人の視線が集まる。。。 一瞬笑ったのは結衣だった。 「私の勝ち!!ミルクティーキタコレ」 「結衣ミルクティーだったけ?俺間違えた?」 智留はいつもながらマイペースに応答する。 「俺の負けかぁ。智留ナイスファイト」王偉さんが続ける。 「俺ファイトしてないよ?」 「とりま俺が神田神社のおみくじ皆んなに奢るから」 「良いの?ワンウェイさん」 「おう」 「かっこいいよ。ゴーウェイ」結衣は未だ笑っている 「笑いすぎ。何があったのよ?」智留は困っている様だ 「まぁとりあえず食べよう。」
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