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春を待つ
心に冬を 抱えていても
言葉に出来ない哀しみも
貴方がいたから私がいると
誰かが誰かを救っていると
夜を乗り越え春を待つ
そっと小さな声だけど
心に響く 声があるのと
凍てつく冬に、息を吹きかけ
ホッとほんわり温めたいと
寄り添うぬくもり
きっとあるのと
冬が終われば春が来るから
大地の下には芽吹きがあるから
深い深い哀しみも
眠りの彼方に融けゆけと
冬を乗り越え春を待つ
睦月、如月、弥生へと
哀しみの上に涙 降り積む
涙の上に光 降り積む
光の上に希望 降り積む
希望の上に 虹かかり
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