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「っ!そうだな...急いで助けに向かわねば、龍鳳、着いてきてくれるか?」
「はい!分かりました!」
美幸は急いで部屋から十文字槍を取り出し龍鳳と共に外に駆け寄った。
「雲外鏡...鏡海さん!」
龍鳳が二本指を立てて振りかざし鏡海を召喚させた。
「あい〜!およびです」
「すまない!南の方へ連れてってくれぬか!」
鏡海の言葉を遮るように美幸が必死の形相で懇願した。
「わ、分かりました!ほかの陰陽師も我々に頼っているのでそうだと思いあらかじめ南方に通じておきました!」
「助かる!」
「それでは行きましょう、美幸さん」
「ああ!」
そして風紀委員を助けるべく美幸と龍鳳は雲外鏡の光に包まれ南方へと移動した。
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