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空中で術式を展開させ風紀委員を囲む邪鬼たちを地面から浮かんだ魔法陣から勢いよく紅蓮の炎が火柱となって現れた。
「これは……?」
「美幸先輩!!!」
そこには任務に出た同部屋の紅里須がいた。少々怪我をおっているようだが邪気に蝕まれていない。
「紅里須……無事でよかったです」
「来てくれてありがとう……!突然、この辺り一体が邪霧に変化し邪鬼が現れて……既に数十人死んでしまったわ」
邪霧とは邪鬼が出現する際に現れる赤くドス黒い霧のこと。陰陽連から雲外鏡を通して付近の住民を転送させ、避難させるのだが。陰陽連に感知が追いつけず今回みたいに突然現れる場合もある。
あとから龍鳳も美幸に追いついた。
「皆さん美幸さん、お怪我はないですか!」
「ああ、あなたのおかげで手間を省くことが出来ました。おかげで風紀委員達も無事だよ」
「龍鳳さんの弾幕私に当たりそうで危なk……ごほ!」
最後まで言わせず美幸は白奈の脇腹に軽く肘打ち。
「そんな事言わない、白奈。あなたも神通力で邪鬼を退けたのはよくやりました」
「さ、左様ですか……うっ……」
脇腹痛そう………。
とにかく紅里須さんたちが無事で良かった。
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