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プロローグ
「ねっむい」
「おい龍鳳、そんなに大きなあくびをしたら陰陽頭に見つかってしまうぞ」
舞桜陰陽学校の入学式にて誰よりも目立つ欠伸をしている少女が1人、その少女の名は衣笠龍鳳ところどころ赤髪に染っていて右の瞳が赤い〇左の瞳が青い❌をしてきて奇妙な瞳をしている。
「蓮くんも眠いと思わない？あの人の話」
隣にいる青髪のちょっと女子がチラチラと目線がチラつくほどイケている男子藤原蓮。
「土御門殿ね、もうすぐで終わると思うぜ」
「ええ〜だってもう20分くらいたってるよ、中学の校長よりほんっとに話が長い！」
「バカ！聞こえたらまずいぞ！」
壇上の上に立つ陰陽頭、土御門殿には聞こえない程度の声で文句を言ってるが周りの候補生たちは顔を引きつっている。
「それでは、諸君のこれからの活躍に期待し晴明様の解放へ！」
ようやく終わった土御門殿の話に姿勢が崩れる龍鳳。「お前、これはさすがに見逃せねぇぞ！」と隣でどうにか姿勢を正させている。
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