2人が本棚に入れています
本棚に追加
会話が解読不可
「我を産み落とした聖母よ。聖剣の所有者である我のノアの箱舟を見ておらぬか?」
(訳)お母さん。私のスマホ知らない?
「魔導アーマーの各種センサーをもってしてもこれが一体何処にあるのか判別できない」
(訳)知らないわよ
「|我より生を受けし者、旋律の調律者(メロディック・シンフォニア)よ我のノアの方舟をどこへやった!?」
(訳)お兄ちゃん。私のスマホしらない?
知らねぇよ!!
うちの家どうなってんだよ!?
何でオカンも妹も厨二病全開で話しかけんだよ!!?
つか、 旋律の調律者呼ぶな!!
「「父親の昨日の態度が気に入らなかったから」」
おい、親父。
何やらかした?!
何やらかしてくれた!?!
----「膨大な熱が蓄えられているお前達は覚醒形態の厨二病をまだわかっていない」
「って言われた」
クソどうでもいいわ!!
そのくだらねぇ一言に拗らせるな!!
「だから厨二病極めて 故障した統率者に本当の破壊と絶望を教えてやろうと思っている」
それ、親父か?
故障した統率者って親父の事か?
誰?そのだせぇ名前付けたの
「本人」
親父のネーミングセンス疑うわ~
故障ってもしかして社蓄に成り下がった末路から付けた?
「と、言う訳で今度から会話は厨二病以外禁止だから」
アホかァァ!!
厨二縛りするな!俺は普通に会話したいの!!
「秩序を乱すものは生贄を渡す訳にはいかぬ」
嘘だろ!!?
--------
「冥土から帰したか我が暴君の帝王 故障した統率者よ!!」
「長く、そして苦しい戦いだった····。して···我がガイアの力を秘めた女王 夜明けの性的衝動よ!今宵の贄を用意しろ!!」
「····フッ···既に贄は祭壇に寝かされ我が力になる事を望んでいる。今宵の生贄は ポテシュニウム・オヴ・ミィツだ!!」
やっかましいわ!!
そもそもオカン!
お前その名前でええんか!?
思春期の子供がいる家庭で 夜明けの性的衝動でええんか!!?
普通の家庭の子供ならこんな家出ていってるぞ!!
「ワンっ!」
「 暗闇の中の暗殺者よ。貴様も血の宴に参加したいのだな」
チワワに大層な厨二病ネーム付けんな。
「何を言う。真名であるぞ!」
嘘だろおい!!
終われ
最初のコメントを投稿しよう!