野獣に狙われ堕ちてゆく

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その日の夜これから風呂に入ろうかと部屋で勉強の為の本を閉じればノックが聞こえる。どうぞと声をかけて椅子から立ち上がり振り返ればゲオルグがひらと手を挙げていて、私はゲオルグの前まで歩み寄っていた。 「ただいま」 「お、おかえりなさい」 「なぁ、見せてよ」 目を細めてそう言われ、心音が早まるのを感じながらズボンをゆっくり脱いで下着を見せる。恥ずかしくてたまらなかったが、ゲオルグが生唾を飲むのが見えそのまま抱き上げられベッドに降ろされた。 「待っ、待てこれから風呂に…!」 「また汗かくんだし必要ねーだろ」 「ゲオっ…んむっ…」 唇を唇で塞がれ、紐を解かれてゆく。恥ずかしくて顔を背けていればバサッと音がしたかと思えばゲオルグは脱いでいて、私の服も脱がせてくる。 「き、昨日したばかりですよ!?」 「はぁ。で?」 「で?と、言われても…」 「俺はしたい。お前は?」 「私は…私はその…」 酷い人だ。私の身体に抱かれる快楽を刻み込んでおいて選択肢を目の前に用意するなんて…しかもこんな下着まで用意したくせに… 「はしたないと思われるかも…しれないのですが…」 「あ?俺好みの女にしてやるから問題ねぇよ」 膝を抱えて秘肛を見せれば待ってましたと言わんばかりに吸い付かれる。昨日は恥ずかしかったはずなのに、今日はもっとして欲しくてたまらない。
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