心のポケット

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振り向いてくれるはずのない恋をしてた。 誰にも知られず、想い続けていた時間だけが残って終わっていった。 楽しそうに笑ってる姿を近くで見てるのは 胸が苦しくて痛い。 二人の邪魔はしたくないのに⋯ どうか少しでもこっちを見てと願ってしまう。 「私の事を見てくれないかな」 少し離れた彼の背中に呟いた言葉は きっと届かないから この気持ちを心のポケットの中にしまい込む。 いつか、笑って話せるようになるまで さよなら⋯私の初恋
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