逃亡

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『捕まえて…早く、彼を!』 微かに声が聞こえた。振り返ってみたが 誰もいない。でも… 「確かに誰かいますね!」 彼の顔が青ざめ、震える… 「うわぁぁぁ〜嫌だ、殺されて体を バラバラにされる!嫌だぁぁぁあ!!!」 「落ち着いてください!殺されるとは 限らないじゃないですか!」 震える彼の肩に手を置いた。 ガクガクと震え、怯える。 『捕まえて…早く!!』 また聞こえた。 「あっ!」
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