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9.
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「早苗」は文系の大学を卒業し総務として中小企業に勤めていた。
前にも話したが「早苗」は会社の同僚三人と店に訪れ俺が横につきその後、俺を指名するようになった。
こいつ「早苗」は俺の「金のなる木」になると感じた。
「早苗」は一人っ子であったが父親の両親の面倒…介護をしていた事から「早苗」に行き渡る愛情が薄れていた。そして、何より家は貧しかったその影響からか「早苗」は学生時代から暗く誰とも付き合う事がなく、夜は学費を稼ぐため清掃の仕事をしていた。
しかし、「早苗」が俺のことを思いそこまで一途である事を理解出来なかった。
「早苗」は週一から二回店来てくれて…そして毎週土曜の12時から15時まで「早苗」のマンションに訪れ「早苗」への身体の奉仕と会話を行っていた。
そんな時、俺の体液を受け入れる「早苗」の表情はなんとも艶めかしくこんなにも陶酔するのかと…?
俺は「早苗」をもて遊び命を奪ったその報いなのか?
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