第11話 ダンジョンという名のクエスト

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第11話 ダンジョンという名のクエスト

今日もエアロが部屋から出てこなかったためキリトと一緒にクエストをすることになったのだった。 「なぁ……今日はダンジョンに行ってみないか?」 「え?……いいんですか?エアロさんの許可がないと……」 セルがそう聞くとキリトは苦笑いをした。 「まぁ確かに、でもあいつをこのまま1人にさせたほうがいいだろ?」 「……そうですね。じゃあ行きましょう!」 こうして2人でクエストであるダンジョンを多く達成しようと町に出たのだが…… 10分後。 「あら、今日はお友達と一緒にクエストをするんですね!」 「ああ、俺とキリトとセルと一緒にするがいいか?」 「もちろんいいよ。セルちゃん、本当に恵まれてるわね。」 「はい、ですが今日は2人でクエストをするつもりが、なぜか即興で3人でということに困惑必至です。」 どうしてこうなった? とセルは心の中で呟いた。 「まぁ……いいじゃねぇか!」 キリトはそう言いながらも、内心少し後悔していた。すべての始まりは10分前。 *** 「でもダンジョンって何をすればいいんでしょう?」 セルはキリトに問うと、キリトはこう答えたのだ。 「まずクエストを受注しないといけないだろ?」 「あ、確かに」 2人がクエストの発注をしようと町に出たその時だった。 「まて、俺も行く。」 聞きなれた声に2人は振り向くと、甲冑姿のエアロの姿があった。 「エアロさん!!」 「エアロ!!」 2人は嬉しそうにエアロの名を呼んだが、すぐにセルは心配になった。 「でも……状態は大丈夫なんですか?」 するとキリトは笑いながら言ったのだ。 「大丈夫だ!俺の状態は良好だ!」 *** といった流れで何故エアロが元気になって参加してきた中でのクエスト発注となった。 「まぁ、無事にエアロが元気になったからいいんじゃない?」
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