22人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
2024.1.5
*
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
年明け早々に様々な出来事があり、とても驚くと同時に、色々なことに想いを巡らせているところです。
他人の痛みや苦しみに目を向けられる人に。
苦悩している人を、どんな形であれ励ませる人に。
自分や誰かの喜ばしいことには、喜んだり、心から喜んでいいんだよと言ってあげられる人に。
そんな人になりたいと思いながら、ここ数日周りを眺めております。
相変わらず気の利いたことは1つも書けませんが……今あるありふれた自分の日常に感謝しつつ、今年も自分なりの速度で、自分なりに良いと思える言葉を綴りたいなぁと。
今年は、昨年も書きました通り、超・妄想コンテストでは皆勤賞をとれるように頑張ります。
今年最初の募集テーマが「ふるえる」なのですが、書く素材は固まりつつあります。こちらも前回の中華風ファンタジー同様ちょっと書いたことのないジャンルになるので、正直書ききれるのか不安なところではあります。
ただ、ある1人の人間のこの時の生き様というか想いを自分なりに想像して形にしてみたいなぁとふと思いましたので、挑戦してみることにします。その時の情景とかもうまく言語化できればいいなぁと言葉の神様に願ったりなんかして。
フィクションをどれだけノンフィクションのように描くかというのが、今年は書く上でテーマとしてあります。
それには、まず自分の五感を日々オン状態にしておく必要があると考えていて、どうすれば感覚を研ぎ澄ますことが出来るのか現在模索中です。
日常生活を送る中で、目にしていいなと思った言葉とか、ふとした瞬間に思いついた言葉で覚えておきたいと思った言葉とか、今年はまめに書き留めていく癖をつけたいものです。
そうそう。今年の年賀状は宛名書きを全て自筆で書かせて頂いたのですが、自分の感情の変化に驚きました。
私は字がとても下手でして、一昨年までは、宛名書きを全て印刷文字で間に合わせてきました。
ですが、今年は無謀にも筆ペンで書いてみることに。
相変わらず字は上手とは言えず下手だったのですが、眺めていると、まあるい自分の字がなんだかいとおしく見えてきたのです。これはこれで味があっていいじゃないかと思える自分がいて、字が下手だからと萎縮する自分が存在しないことにびっくり。
これって、自分をちゃんと愛せるようになったのかなぁと。
大なり小なり、人というものはコンプレックスがありますよね。そのコンプレックスは消えることもあるけれど、残ったままになることもある訳で。そのコンプレックスを愛せる人ってすごいよなぁと常々思っていたのですが。
自分がまさかそっち側になれるとはなぁと。
自分のコンプレックスを自然に受け止めることが出来る自分にいつの間にかなれていたこと、そしてそのことに気づけたことがとても嬉しくて。ほんと些細なことなんですけれどもね。
大した者にはなれておりませんが、私もまだまだそれなりに成長していけているのかもしれません。感じる心、大切にしていきたいものです。
個の在り方も、集団の在り方も、これから益々変わっていくことでしょう。概念ががらりと変わることなんかもきっとあるんでしょう。
そんな時代の匂いを嗅ぎ分けつつ、この時代の雰囲気を纏った物語を少しでも書いていけるよう頑張ります。書けるかな……うん、きっと書ける筈。この時代に、ちゃんとわたしという存在は生きているのですからね。
合間を見つけて皆様のところにもお伺いさせて頂きますので、良ければ遊んで下さい。
今悲しいと思ってる人、辛い人がいるなら、少しでもその痛みが和らぐといいな……
今がとても楽しい人、幸せだと思える人は、どうかその気持ちのままに生活してほしいな……
そんなことを初詣にて祈りつつ。
改めまして、今年1年よろしくお願いします。
最初のコメントを投稿しよう!