【第二章】

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朝起きてすぐ1階に降りて行き、朝ごはんの準備をした。 無論インコの分である。      部屋に戻ってタオルを上げたら思わず声をあげてしまった。  巣があるのにもかかわらず、巣の中は空になっており 端の方の新聞紙が盛り上がっていた。まさかと思ってはらうと、すぐに起き出して  「ゴハン!ゴハン!」と言ってるかのようにピーピー鳴いてきた。      今回は昨日の晩よりはさほど汚れずにすんだ。 ちょっと餌付けの腕に自信がついた      朝日がまぶしく1人と1羽を照らしてくれた。まるでドラマのようだが、黄金色の光が部屋一面に広がった……
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