病院の天井

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病院の天井

病院の天井ほど泣ける、涙が出るものはないと思う。脳卒中で倒れ、出術は成功したけれど、左半身に麻痺が残り、そのリハビリのため半年ほど入院しましたが、その時見上げた病院の天井を見て、なんで自分はこんなところにいるのだろうという何とも言えない気分になりました。睡眠時間を削って一生懸命やっても、サボってる手を抜いているというようなことをクライアントにいわれました。でも、実際は、脳卒中で倒れてしまうほど、身体に無理をさせて、左半身に麻痺が残る身体になってしまいました。 後悔は、しています。倒れるほど頑張る必要があったのか。幸い、医療技術の進歩で、頭の手術の傷跡は小さく、今は季節の変わり目に、その傷がきになる程度です。 脳卒中で倒れてしまったとはいえ、PSで完全オリジナルのアドベンチャーゲームのシナリオを書かせていただきましたし、エロゲーでも、対魔忍に少しは関わらせていただきました。 倒れてしまいましたが、何も残せなかったとは思っていませんし、死にかけるほど頑張っていたということを自分で証明できたと思います。
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