〜零章〜南中するミーティライト

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〜零章〜南中するミーティライト

西暦2024年...... ビルが立ち並ぶ大都会 【東京】  現代社会の最高峰______ けれど、優秀な統率者を失い、 政治不信、民意のすれ違いなど様々な要因で、 今にも瓦解しそうな社会性を維持するのみだった。 ガタンゴトン....ガタンゴトン....🚃🚃🚃 「......🎶🎶」  高校生ながらに[現代社会は終わっている]と、 そう考える程度には性根が腐りきっていた私。 今日も今日とて電車で一時間半、 お気に入りの曲を聴きながら夜景を眺め、 バイト先に向かう... そんな毎日だ。 「はぁ〜明日はやっと土曜日か。 カラオケ...行きたかったなぁ〜。 …⋯まぁいいや、久しぶりに家でゴロゴロしよっ」 車窓越しに見える街の光は、 様々な色で揺らめいて黄金色に混ざり、 美しくも幻想的なリアリティを放っていた。 通る度に綺麗っと、ふいに思ってしまう。 ーーそんな、いつも通りの日常が...    突然ですが、終わりを迎えましたーー
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