プロローグ

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プロローグ

私には「愛」が何かわからない。 それは、私にとって必要なものなのか…。 小さな頃から「愛情」を貰ったことはなく 自分を守るために 小さな「嘘」を付いて生きてきた。 それは、誰かを傷つける嘘ではなく 自分を守る、云わば自己防衛。 人に合わせ、自分を偽り いつも笑顔でいること。 誰かといる時は、作り笑いの嘘の私。 1人の時間は、いつも無表情。 それが「私」 夢菜 ーユメナ- 偽りだらけの人生の中で 私なりの「愛」を… 私の生きてきた証を記す為に。
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