明日もその指先で私に触れて

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扉を閉めて私の前に立つ彼は、優しげに目を細めて私にそっと触れる。 指先は細くしやかなで、私の感触を確かめように 優しくゆっくりと撫でて滑っていく。 変わらないこの時間はいつも心地いいと感じてると 突然、彼は私を撫でる手を止め 私と向き合うようにして椅子に腰を下ろす。
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