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「やっん……め…ってっ」
「これから君は死ぬんだ。俺に命乞いした方がいいと思う」
あぁっ……んっ
私は必死に振り解こうとしたが、私の体に刻み込まれた初めての体験を体が覚えてしまっていた。
勝手に懐かしさとあの甘くとろけるような快感を予感して、甘い疼きが体中に広がった。
私は情けないことに欲望に身悶えた。かつての記憶が呼び覚ます快感でおかしくなりそうだった。
「声を出すな。命令だ」
ジョシュアは鋭い声で警告した。ジョシュアは私の腰をしっかりと掴み、私の顔をのぞきこんだ。ジョシュアの瞳は真剣だ。今まで私はこの瞳を夢で何度も思い出して泣いた。その瞳が目の前で煌めき、切なさと哀願にも似た声音が私の耳に暖かい息を吹きかけた。
「まだ生きていたいならば、受け入れろ」
私が恋した人。初めて恋した人。私が好きなのに裏切った人。私は自分のしでかした事に報復される。
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