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本棚に追加そういって女性警官はいくつかの電話番号を教えてくれた、総合的な相談窓口と、所轄の警察署だ。
「では、私共はこれで」
ふたりの警官が頭を下げる。
「あ! すみません! 周の荷物が少し残っていたので、渡してもらっていいですか!」
はたと思い出し引き留め、部屋の隅に置いてあったレジ袋を手渡した。それを見て女性警官は「ああ」と小さくつぶやく、些細な、ゴミのような荷物ばかりで呆れたのかも。
「お預かります」
笑顔を残し去っていく、ああ、よかった、周も、周の荷物も引き取ってくれた──ドアを締めれば大きなため息が出た。
「警察も来ててくれて助かった、大丈夫?」
優しい声に涙が滲んでしまう。
「本当に騒いでいたので、ご近所の方が呼んでいたようで……なのに、すみません、および立てして、こんな夜中に……お仕事中に……」
言えば影山さんは優しく微笑んでくれる。
「俺が呼んでって言ったんだ、本当に気にしないで。まあ役には立たなかったね」
「そんなことないです! 影山さんがいてくれたら心強いです!」
思わず力強く言えば、影山さんはよかったと微笑んでくれる。
「それにしても警官のいうとおりだな。この家に住むのは危険だ、引っ越したほうがいい」
警察のお世話になったことで諦めてくれないだろうか……でもまた来るかな……オートロックなんか、何の意味もない。
「はい、そうします」

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