お嬢と執事は不仲です。

お嬢と執事の出会い

「私の執事になったからには私の質問に対して返事は全てYESよ、クールガイ！」

「執事になった覚えないです。あと俺の名前はそんなじゃないです」

「バットボーイ！返事はYESだけと言ったばかりですわよ！」

「い、YES…？」

マジでうぜぇ！！何なんだよっこの馬鹿女！？

「ふふっ、自分の見た目が良かった事に感謝なさい。私は貴方の美しい容姿だけで貴方を私の執事に選んであげたのだから…。えっ、どうして？って？」

「聞いてねぇです」

「だって私、美しいものが大大だーい好きだから〜っ！！オーホッホッホッホッ！！」

馬鹿だ。

馬鹿だ、この女。間違いなく大馬鹿だ。