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ヒロカワ広告に、入ってみると、支店という事もあり、秘書は、私を含めて数人しかいなかった。
当時の副社長は、50代の男性で、ヒロカワ社長の知り合いという事だった。
40代の女性が筆頭秘書となり、1人が英語など和訳担当と電話担当や窓口担当で、
もう1人が、資料作成担当だった。
残りの秘書の仕事を、全て、筆頭秘書が請け負っていた。
秘書を使うのは、この副社長だけだったため、この人数だったのかもしれない。
スケジュール管理や、それに伴う手配、同行、慶弔対応、挨拶状、招待状等の宛名書き、毎朝日経、朝日、毎日、読売、地方紙全てに目を通し、自分たちの業種、企業、取引先に関連する記事をチェックを入れたりもしていた。
会議室を抑えたり、接待する場所、お土産、交通手段の手配、もはや何でも屋状態だった。
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