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君の嘘をうまく信じてあげられたのなら
君を幸せに出来たのかな
でも僕はきっと
そんな自分を愛せはしないだろう
きっとそんな自分を許せはしないだろう
僕はそっと君の頬に触れて
冷たい頬を撫でたんだ
張り詰めていた糸が解けたように
君はたくさん泣いて嘘だと言った
そんな君を今度は強く抱き締めて
口付けをした
道に迷い掛けていた互いの指を
深くしっかりと絡め合わせて
また迷ってしまうのならば
共に迷おう
苦しさに耐え切れず叫びたくなったのなら
共に叫ぼう
そんな狂おしい人生の何がおかしい?
一人よりも二人ならば
きっと道を見つけられるはず
迎える明日は
君と一緒がいいから
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