狐というなの狐夫婦

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冬が来た。身体がふるえるくらい寒い日だった。 妻、稲荷を迎え新居に引っ越しだ。 山を捨て皆散り散りになり暮らしている。 狐「稲荷の住んでた所はどんな所に住んでいたんだい?」 稲荷「私は都会で育ったんです変化(へんげ)出来るまでネズミを食べてましたわ大変美味で今でも食べたくなります。ああ、でも人間が作った物の方が美味ですね・・・と、すみません住んでた所ですよね!その、笑わないで下さい」 狐「すまない、お腹がすいたんだね。はー、笑った笑った」 お腹が空いて話がそれた稲荷に狐は静かに笑っていた。 狐「それより私は君がそろそろ食べたいのだが」 稲荷「ええ?!狐さん共食いしてたんですか?悪趣味ですね」 狐「えーと、君としたいといったんだよ。子を作らないかい?」 えっと顔を赤くする稲荷、狐は顔を近づけて口付けをした。 二人は事が終わると子供は何人出来るのかねと、話したりした。
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