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実家
私とさくらは実家の部屋の中を箒で掃いて
その後持って来た大量の除菌のウエットティシュで床や柱を拭いた。濡れ雑巾じゃないのは何かあると困るので随分前に実家に戻った時に電気や
水道やガスは止めておいたのだ。
一通り掃除をした後、その日は直ぐに近くの
ビジネスホテルにチェックインを済ませると疲れ果てた私達は部屋のお風呂に入ると髪の毛をさっと乾かしベットの上で静かに眠りについた。
深夜26時私は、お腹が空いて目が覚めた。
夕食もそこそこに眠ってしまった事を思い出した。
「さくらもお腹空いたんじゃあ?」
私は自分のベットの横のさくらに声を掛けようとした。
「さくら〜お腹空かない?コンビニで〜」
私は寝返りを打ってさくらに言い掛けて気づいた。
「さくらが居ない。何で?トイレ?トイレにもお風呂にも居ない」
私は嫌な予感がした。まさか家の実家の庭に?
私は急いで実家に向かった。
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