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「僕は省吾さんを愛しています。」
僕は御手洗の胸に顔を埋めながら言った。
「あなた以外何もいらない。」
「その台詞、ドラマ以外で言う奴初めてみたわ。」
「台詞じゃなくて、僕の本心です。」
「なら顔みせて。」
「それはダメです//」
「なんで？」
「それは...今、僕の顔、きっとだらしなくにやけてるから///」
「いいじゃん。可愛くて。」
やはり御手洗は、僕よりも上手のようだ。
可愛いのはベッドの中だけなのだろうか？
「さっきは可愛かったのに。」
「光輝、もう1回言ってみろ。」
御手洗は眉間に皺を寄せ、ドスの効いた声で僕に言った。
さすが、元ヤン。
迫力がある。
「な、なんでもないです……」
「ん、なら顔見せろ。」
僕は御手洗に促され、ゆっくりと顔を上げた。
「やっと、俺の事見てくれた。」
するとそこには、優しく微笑みながら僕を見つめるあなたが居た。
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