メルフォン

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メルフォン

僕の住んでいるスラム街では一種の派閥が存在した。前回僕が所属していたのは、カッツァーノファミリーで、あらゆるた罪に手を染め、最大勢力を誇っていた。 僕は貧弱な身体でありながら、顔立ちが良く、さらに様々な傷を治すことができたため、治癒師として、7歳の頃、お飾り幹部となった。 だか、僕は知っている、現在4月14日、6歳だが、ちょうど2年後帝国騎士団が乗り込んでくること。 そして奴らが俺を国に売り払って免罪符を貰ったこと。 そんな彼らを一年後、着々と力をつけていた当時、10代前半この帝国の第二皇子がボスであるメルファンという、組織が裏社会を牛耳っていくことを。 だからこそ、復讐のためにメルフォン力が不可欠である。 そのためにも今隠れて力をつけている彼らに僕を自身を売り込みに行ってやろうと思う さぁ待っていろ 第二皇子 アルファーノ・ボルテイン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ??視点 「聖徒が現れただと?!?!?!」 「早く聖徒様を探すのだ!!!!」 「誰か!感知系魔法師を呼べ!!!」   「以上が、報告となります。聖徒がついに現れたようです。どういたしましょう。ボス」 「やはり、聖徒を先に見つけて殺s「余計なことをするな!!!」」 錆びついた部屋だが、煌びやかな装飾品で飾られている部屋には黒服の男と、フードを深く被った10歳程の少年がいる。 そしてボスと呼ばれたのはフードを被っている少年である 黒服の男は、ボスと呼んだ人、いつも冷静な彼がこんなにも大声を出すと思わなかったのか、溢れた魔力に驚いたのか、飛び退いた 「絶対に保護しろ。聖徒はスラム街だ!!今いる奴ら総出で探し出せ!!」 なぜ目の前の敬愛する主がそんな事を知っているのだろうか、そう疑問に思っても声に出せずにいた。 それは、彼の命令は絶対だから、、 すると、黒服の男女、9人ほどが突如として現れ すぐに消える この部屋に残っているのはマントの少年のみだ 少年は窓の外を眺める 「お願いだから、今回は無事でいてくれ、、、」 その声はすぐに部屋にかき消された
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