先が見えてもあきらめない

目立ちたがり

　昔から目立ちたがりで、世の中上手下手はあってもやる気があれば出来ない事なんかないと、裏付けのない自信が有るので班長とか生徒会とかになりがちでした。
　誰かやっていただけませんかと会合で言われたときのみんなの沈黙に耐えられず、「やります」と言ってしまうんです。直接頼まれてもできると思っているので「やります」と言ってしまいます。
　結果として、作業が増えるのですから家族にはいろいろと負担をかけることになります。ここを見落としているんですよね。自分は良くても同居家族はどうなのか。本当に組織のために私でなければいけないのかなんですよね。
　妻には、なんとか理解してもらっていますが心中穏やかではないはずですので今更ながらに軽はずみはいけないと思っておりますが、逃げようにも団地の声の大きい方々に覚えられましたのでもう逃げられないのだろうと諦観しています。
　最近読んだ漫画で、生徒には良い先生だったのに、家族を振り向かない人で家族からは疎まれていたという事を知った当時の生徒が人間不信になってしまうと言うのがとても身につまされました。

　結局、目立ちたい自分を抑えられないんだろうと分析している訳です。