幼き日の息子

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幼き日の息子

 こんな不幸があってはならない。  でも、そんなことが起こるのが現実。  私を残して、なぜに逝ってしまったの?  思い出されるのは、あなたが幼かった日のことばかり。  いつも甘えて、泣いては私の胸に飛び込んできたよね。  私はあなたを抱いて、いつまでもまだ小さな背中を撫でていたね。  私はこれからどう生きればいいの?  私の可愛い息子。  あなたに会いたくて、今日も私は涙に暮れる。
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