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三毛猫？
「これ、ほんとうまいな…」
アタシ
枝垂 鈴花
「うんうん…そうでしょう…
だって、これは………っ！？」
いま、イケボが聞こえた気が
するんだけど…き、気のせい…？
三毛猫
「ミャアオ？」
すごい至近距離で
しかも、位置が低いところから…
ちょうど…この三毛たんがいる所から
聞こえたような？
三毛たんに、視線を向けると
首をかしげられていた。
にゃんこが、そんな
はっきりしゃべるわけない、よね…？
自問自答していると、食べ終わった
三毛たんは、ベンチから飛びおり
茂みの奥に去っていった！
アタシ
枝垂 鈴花
「あ…」
ふう…仕方ないなあ、今日は帰るかあ…
アタシは、空になったツナの
空き缶を回収して、家に帰ることにして…
数十分、自宅に到着！
裏口から家の中に入り
厨房にある台の上に、買い物袋を置いて
手を綺麗に洗ってから
明日に備えて、メニューの仕込みをする。
そのあとに自分が食べる夕飯を
作ろうと思ったんだけど…
1人だし、ツナいりの
お茶漬けを用意して、それを手に
カフェのカウンター席に座り
1人、そのお茶漬けを食べてく。
完食しあたとは、流し台に
使った食器を持っていき
洗ったあと、片付けて
さっき仕込んだ生地を寝かせたあとは
アタシも、2階のお風呂に入って
パジャマに着替え、歯を磨き
電気を全て消したあと
自分の部屋の奥にある
寝室のベッドに入り、眠りについた…
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