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🐈️火曜の営業終了後(夕方)🐈️
はらひれほらはら~…
「お~い…」
んぅう…顔にプニプニとした
肉球の感覚ぅ…♥️
三毛猫
ミゲル・カッツェ
「ん~全然起きない…
いったい、どうしたら…」
胸の上にほどよい重心を感じて
顔を左右に揺れるモフモフの
尻尾に撫でられ、目を覚まして起き上がる
アタシ
枝垂 鈴花
「はふぅ…いつの間にか
気を失ってしまったみたい…」
横になにか飛び下りたのが見えて
そっちに顔を向けると、お座りした
ミゲルたんが見つめてきていた!
三毛猫
ミゲル・カッツェ
「…大丈夫か…?」
アタシは深呼吸して頷く
ふう…ふう…落ち着け、アタシ…
この子はそう、チェシャぬこの
生まれ変わりかなにかなのよ…
そう!だ、だから…お喋りが上手なんだ!
アタシ
枝垂 鈴花
「はふ…だ、大丈夫…
おしゃべりな方が、アタシとしても嬉しいし…」
ミゲルたんは首を傾げてる…
アタシ
枝垂 鈴花
「あ、えと…あ、アタシ…
アタシは、枝垂 鈴花って言います!
1階のカフェの、えと…オーナーで…」
床に座ってた、アタシは立ち上がり
ベッドに座ると膝の上に
ミゲルたんが乗ってきてくれたぁ♥️
三毛猫
ミゲル・カッツェ
「ふぅん…枝垂 鈴花か
悪くない名だな♪ニャフフ…
拾ってくれたのがアンタで良かったよ♪」
膝の上でお座りしてきて
頬を擦りつけてくるっ
アタシ
枝垂 鈴花
「はふぅ~、もう、我慢できないっ」
ミゲルたんを抱き上げて
ベッドの上で仰向けにし
その、フカフカのお腹に顔を埋める//
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