間違い電話から

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言いようのない恐怖を感じた俺は、すぐにその番号を着信拒否にした。 しばらくして、県外の取引先に行った時のことだ。 俺が仕事で県外に行くことは珍しい。 ほとんどの仕事が県内なのだが、たまたまその担当者が高熱を出したので、代理で行くことになった。 仕事を終えて帰ろうとした。 が、どうにもお腹がすいてたまらない。 俺は近くのコンビニに寄った。 「お弁当、温めますか」 「はい、そうしてください」 そして商品を受け取りコンビニを出ようとしたとき、俺の前に女が現れた。
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