青い十字架の簪

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「心臓が止まるかと思ったぞ・・」 「可愛らしい寝顔でしたわ・・!」 恋歌によると、時雨よりも早く目が覚めた恋歌が時雨の布団に入っただけとのことである。 良い香りの正体は恋歌の香水の香りであり、状況が理解できた時雨は安堵する。 「時雨様が驚かなくて済むように、今日は一緒に眠りましょうね・・!」 「・・?!」 恋歌がいたずらっぽく微笑んだ。
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