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2024年3月19日
2014年3月19日
朝7時、目覚まし時計の音で目を覚ました。横では小さい僕がまだ寝ている。敷布団で寝るのは久しぶりだったが、とても寝心地が良かった。
今日はお隣に住んでいるはなちゃんがこの春休みが終わったら転校するということで、この家でお見送りパーティーをするらしい。
「おばあちゃん、今日はお見送りパーティーの準備を手伝いたい!」
「ありがとうね、じゃあはなちゃんにも言っておいてくれないかな」
はなちゃんは僕の幼馴染で、幼稚園から今までずっと仲良しだった。最後のお別れの時には僕が泣いてしまった記憶がある。
「じゃあはなちゃんの家に行ってくるよ」
そう言って小さい僕は家を飛び出して行った。
「はなちゃん、いますか? お話ししたいことがあるんですけど」
インターホン越しに話しかけると、はなちゃんのお母さんがちょっと待っててね、はなを呼んでくるからという風に言った。
「そうくん、どうしたの?」
「前にも言ったと思うけど、今日ははなちゃんのお見送りパーティーするんだ。おばあちゃんが美味しいご飯作ってくれるんだよ」
「すぐに行ってもいい? 私もお手伝いしたいの」
「うん、もちろんだよ!」
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