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「うははは!凛が檜扇家を調査すれば、瑞希はんに飛びするかもしれん!そうなると、瑞希はんが凛を助けてに来てくれて、そのまま仲直りコースで完結する可能性ある!!」
「!?」
(瑞希お兄ちゃんが白馬に乗った王子のように登場して、私を助けて下さった上に、前以上に仲良しな関係になれるだと!?)
〔★誰もそこまでは言ってない★〕
「ちゅーわけやから、調べようや、凛♪」
「わかった!!やろうぜ、みんな!!」
「「「「「「「え――――――――――!?」」」」」」」
「はああ!?なんだそりゃ、凛道――――――――!?」
〔★凛は調査実行を決断した★〕
「おい!?真田先輩がかまってくれるかもしれないなら、お前はOK出すのかよ、凛!?」
「カンナさん、大事なのは瑞希お兄ちゃんの気持ちだと僕はわかっています。しかし、瑞希お兄ちゃんの今の立場を考えれば、僕よりも危険なのです。檜扇家の中でも、誰が敵で、誰が味方か、本当にかかわらないようにするのが、養育費を取らないで終わらすことが本当に正しいのか、判断しておく必要があるのです。」
「めっちゃしゃべるな!?真田先輩のことになると、良い顔して、めっちゃしゃべるな、凛!?」
「ということですが、大変不本意ではありますが、円城寺君達爆裂団男子は、瑞希お兄ちゃんにバレないように護衛して下さい。残りは、僕と一緒に檜扇家を調べましょう!」
「ケケケ!いいぜ、総長~」
「はあ!?よくないぞ、りんどー!なんでカンナが、お前と一緒に行動を―――――!?」
「総長命令だ、長谷部。」
「ぐっ!?」
「これは総長命令だ!全員、従うように!」
「「「「「「「「押忍!」」」」」」」」
「クソッ!わーったよ!」
〔★凛の強制命令、悠斗以外は納得をした★〕
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